『引き当て』って何だ!受注、在庫処理って何ですか?仕様書には書いてあるが・・・@朝の上司との勉強会は続いてます

”ホップ”大王

2017年02月14日 11:19

ごきげんよう。

”ホップ”大王です。

新入社員の頃を振り返っています。

始業前の上司からのオリジナル販売、仕入、在庫、会計システム導入に

向けての勉強会が続いています。


仕様書の見出しに『引き当て』とありました。

初めて聞く言葉です。

最近の販売管理ソフトなら『引き当て』の考えを含んでシステムが組まれていますが

20年前の市販のソフトにはこの考えを反映したソフトは販売されていなかった。

『引き当て』とは注文を頂いた商品をコンピュータ受注処理すると

仮にその商品をおさえていることにする。




在庫を確認するとその商品が減っているので常にタイムリーな在庫を確認することができる考え方です。

20年前に在庫を意識さすためには受注処理ではなく、最初から売上処理をしないと

在庫を減らすことができませんでした。

注文を受けた商品をとっておくために先の日付で売上処理をして在庫がないと

コンピュータに認識させないとダメでした。

ここで問題がコンピュータの在庫と倉庫にある在庫が違うという状況が発生します。

いろいろ書きましたがこの考えを新入社員の私に理解させるのは大変だったと思います。

何度聞いてもイメージがわきませんでした。

しかし上司は毎日図を描いたり、私でもわかりそうな具体例をもってきて

教えてくれました。

『引き当て』ロジックが今回導入するシステムの重要なポイントだったからです。


毎朝、上司と一緒に勉強したことがその後凄く役に立ちました。


ある会社の新システム導入に関わった時のことです。

この会社も受注・売上二段階の『引き当て』プログラムを含んだシステムを構築していました。

その日の受注処理から売上計上処理をおこなった時にプログラムが終了しない現象が起こりました。

目の前で起こった現象を見ていると引き当てと在庫処理をしている時に何かおかしいことが起こっている気がしたので

システム導入の確認のために会社に来ていたシステム会社の責任者の方に伝えました。

大当たり!私が伝えたところにプログラムミスがあり、次に進まなかったのです。

責任者の方にも喜んで頂きましたが、新入社員の頃にしっかり上司から理屈を教えて頂いていたことに

感謝した日でした。


最近いつも若い人達に思っていることがあります。

若い時にいっぱいいろいろな経験をしておいてほしいです。

この体験の数が今後の自分の成長に大切だってことをです。

若い時の体験、経験に感謝するようになるのはオーバーフォーティーを超えた頃だね。


もう暫く新入社員の失敗体験を続けます。


つづく

最後まで読んで頂きありがとうございます。

♫ ”ホップ”大王の満足(ラッぴぃ☆)度 

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